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福岡の高校入試システムについて学ぼう②

みなさん、こんにちは(^-^*)/熱血学習塾「学思館」本部です。

「福岡の高校入試システムについて学ぼう」と題して、高校入試システムご紹介の第2弾を行いたいと思います。


「特色化選抜」って、ナニ?


2019年度入試からスタートし、徐々に拡大している入試形態の「特色化選抜」。

平たく言えば≪自己推薦入試≫です。

これを実施する高校の出願条件を満たしておけば、中学校長の推薦がなくても出願できます。

 

令和5年度の入試結果を見ると、県立高校41校・市組合立9校であわせて5,760人が志願、そのうち5,249人が合格内定しています。

受験者の合格率を計算してみると91.1%ですので、かなり合格可能性の高い入試といえます。

それなら「志望校が特色化選抜を実施していたら、皆チャレンジするんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はここに一つ大きな壁があるのです。



合格率の裏に隠された「通知表」というハードル…


5学区で“二番手校”と言われる春日高校を例に挙げてみます。

令和5年度特色化選抜において、48人が志願し全員が合格しています。

しかも、内定上限人数が44人となっていますので、定員を上回る人数が合格しているのです。

ここまでの話を聞くと、春日高校志望なら「特色化選抜を受験しない手はない」と思われることでしょう。

但し、出願条件に目を向けると「出願時の3年次の評定合計が43以上の者」と記載されています。

…これこそが春日高校を特色化選抜で受験する際の高いハードルになるのです。

逆に、これをクリアしてしまえば「春日高校合格」はかなりハッキリと見えてくると言えるでしょう。

 

春日高校のように出願条件に「評定合計」を設けている高校はたくさんあります。

令和6年度入試における「特色化選抜」実施校および実施概要はまだ未確定ですが、自分の志望校の出願条件をクリアするためにも、内申点対策は心がけておきたいですね。

 

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