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先生のつぶやき
みなさん、こんにちは(^^)/
福岡の熱血学習塾「学思館」須恵教室の庄崎です!
映画『火垂るの墓』
先日、とあるニュースが、スタジオジブリの名作「火垂るの墓」が世界190か国に配信開始されたと報じていました。
原作小説の作者は野坂昭如で、1988年に「となりのトトロ」との同時上映になった映画です。
何度もテレビ放送されている作品なので、観た人も多いと思います。
内容はノンフィクションではないのですが、主人公の幼い兄妹が戦後の日本で必死に助け合いながら生き抜こうとする姿が大変リアルに描写されています。
一般的な反戦映画とは明らかに違い、極限状態での人間の温かみと冷たさの両方を、押しつけがましくならずに淡々と描いています。
もう36年も前の映画ですが、私は高校生のときに観て、心が強く締め付けられて涙が止まりませんでした。
その後、テレビ放送も何度かあったのですが、あまりの辛さに見ることができませんでした。
この世界配信のニュースには海外の反応も載っていたのですが、
「こんなにも美しく、こんなにも儚く、こんなにも残酷な映画は他にはない」
「人生で出会える最高の名作の1つだと思うが、2回目を観る勇気が持てない」
という類のコメントが多く見られました。
余談ですが、「蛍」をあえて「火垂る」と表記したのは、蛍の光の儚さと、空襲のときの炎がしたたる様子を同時に表現するためだそうです。
皆さんにとって、心を揺さぶられ、ずっと心に刻まれ、忘れることのできない映画はありますが?