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勉強のコツ
みなさん、こんにちは(^-^*)/
福岡の熱血学習塾「学思館」のブログを始めて1ヶ月近く経ちました。
おかげさまで多くの方々にご愛読いただいており、この場をお借りしてお礼申し上げます!!(*˘︶˘人)
やる気が出ないとき...あなたなら、どうする??
今年はラニーニャ現象の影響もあって、ここ数年のうちでは残暑のやわらぎを早く感じております。
特に受験生は季節の移り変わりには敏感で、秋を感じ始めると受験に向けて一段と焦りを覚えるのが本音かと思われます。
その一方で「時間がないのは分かっているけど、なんかやる気が出ないなぁ」という受験生もいるのでは?
人間の気持ちにはバイオリズムがあって、調子の出るときとそうでないときの差が出るのは仕方ありません。
さて、大切なのはここから。
やる気が出ないとき、あなたならどうしますか??
A:どうせ頭に入んないだろうから、リフレッシュの時間にあてる♪
B:何もしなかったら前に進まないから、とにかく何かする!
あなたはAタイプでしょうか?Bタイプでしょうか?
「作業興奮」がやる気を引き出す!
たしかにメリハリをつけて勉強に取り組むことも大切です。
しかし、脳科学の観点からBタイプが効果あることも注目すべきです!
ドイツの精神科医エミール・クレペリンによって提唱された概念に“作業興奮”というものがあり「やる気がない状況においても、一度作業を始めてしまえばいつの間にかやる気が出て興奮状態に入る」と言われています。
つまり、「やる気がなくても、とにかく始めてみよう!」ということなのです。
作業興奮は、“やる気ホルモン”と呼ばれるドーパミンが脳内に分泌されることに起因しています。
①手足や頭を使って作業することで、脳の側坐核が刺激される
②側坐核が刺激されるとドーパミンが分泌される
③ドーパミンが分泌されることでやる気が出る
ドーパミンは幸福ホルモンとも呼ばれており、快感や達成感をもたらすホルモンです。
また、側坐核から分泌されるアセチルコリンという神経伝達物質も、やる気や集中力を引き出す要因になっているといわれています。
計算練習や英単語の暗記から勉強スタート!
作業興奮は、いつ何時でもというわけではなく、起こりやすい条件があります。
・作業をすることで、自分に一定のメリットが感じられる
・比較的簡単・単純にできる作業である
一定のメリットとは、例えば「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」などの好ましい感情がもたらされることや、体温の上昇や好ましい手触りなどの五感を刺激されるようなものです。
“作業興奮”を上手に活用するには、「制限時間内に計算問題が何問解けるか」やってみたり、「英単語を覚えて、直後に確認テストを実施」してみたりなど、ゲーム性を取り入れてみるのもオススメです!
時間は待ってはくれません。自らやる気を奮い立たせる方法を知り、セルフコントロールできるようになればベストですね!