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先生のつぶやき
みなさん、こんにちは(^^)/
福岡の熱血学習塾「学思館」・進研ゼミ個別指導教室の池﨑です。
一歩ホテルを出てみると…
先日、私はフィリピンのマニラとセブを訪れる機会があり、現地で多くのことを目にし、さまざまなことを感じました。
フィリピンは発展途上国であり、日本と比べて生活環境が大きく異なります。
特に心に残ったのは、街中で見かけた多くのストリートチルドレンやホームレスの方々でした。
小さな子どもたちでさえも道端で過ごしており、家や食べ物が十分でない人々がたくさんいます。
こうした現実に直接触れると、日本ではあまり考えることのない生活の厳しさを実感します。
また、町中には元気のない野犬がうろついているのを多く見かけました。
日本では保護されることが多い動物も、フィリピンではそのまま放置されてしまうことが多いようです。
こうした光景は、日本に住んでいるとあまり見かけることがないため、私にとっては非常に衝撃的でした。
日本で私たちが当たり前だと思っていることが、他の国では必ずしも当たり前ではないと強く感じさせられました。
さらに印象的だったのは、リゾートホテルの中と外での生活環境の違いです。
リゾートホテルの敷地内は、ビーチやプールが整備されており、美しい景色と快適な施設が広がっています。
しかし、一歩ホテルを出れば、未舗装の道やぼろぼろのトタンで作られたような建物、厳しい環境の中で日々を過ごしている人々の生活が広がっています。
この「ホテル内の世界」と「ホテル外の世界」の対比は、フィリピンでの貧富の差を如実に感じさせ、そこに住む人々がどれだけ異なる現実を生きているかを考えさせられました。
今、日本で学ぶ意味とは
日本では、皆さんが勉強できる学校があり、安全な家があり、好きなことに挑戦できる環境が整っています。
このような恵まれた環境の中で勉強や生活ができることは、決して当たり前ではないのだと気づかされました。
勉強ができることは、将来の自分の可能性を広げるための大切な手段であり、夢を追い求めるための「パスポート」とも言えます。
皆さんには、勉強することがただの「義務」や「宿題」ではなく、世界に羽ばたくための「武器」であることを知ってほしいと思います。
知識や技術を身につければ、自分だけでなく、困っている人々を助けることができる力も持つことができるのです。
日本でしっかりと学ぶことができる環境があるからこそ、将来の世界で活躍できる可能性が広がります。
フィリピンで感じたこの現実は、私たちにとって何が「幸せ」か、何が「恵まれた環境」なのかを考える機会になりました。
日本と比べれば劣悪な環境に住んでいるフィリピンの子供たちも、笑顔で空き地を駆け巡り、幸せそうに見えたのも事実です。
恵まれた環境が幸せにつながるのか、それとも人間本来の家族愛や仲間の存在が幸せを感じさせるのか、答えは分からないですが、そんなことを思いました。
日本の小中学生の皆さんも、今の勉強が未来につながることを意識し、自分の未来や他の国の人々の生活について思いを馳せてほしいと思います。
世界で役立つ力をつけ、日本の外でも人々に貢献できるような人材になってくれることを願っています。