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先生のつぶやき
みなさん、こんにちは(^^)/
福岡の熱血学習塾「学思館」須恵教室の庄崎です!
国や人種を超えて
年の瀬がせまり、いよいよ今年も残りわずかですね。1年が過ぎるのは本当にはやいものです。
今年の世界情勢をみると、欧州やアラブ諸国の紛争や米国の大統領選の情勢など、多くの分断が目にとまりました。
国内でもテレビや新聞で情報を得る層とSNSを中心に情報を得る層で、根本的な意見の相違と軋轢が目立ったように思います。
分断とは、意見の異なる相手を徹底的に否定して少しも受け入れようとしない状態です。
これでは決して相互理解には繋がりません。悲しいことです。
しかし、そんな中、国や人種だけでなく、時として世代まで超えて圧倒的なパワーで支持層を増やしているのが日本の漫画だそうですね。
英語圏ではもともと日本の漫画もcomic、と訳されていたのですが、今ではmangaで通じるほど諸外国にも日本の漫画が浸透しているそうです。
これにはデジタルの漫画アプリの普及も後押しとなっているようですが、2024年の統計によると市場規模では日本の漫画が7000億円、フランスのバンデシテが3600億円、アメコミが700億円となり、世界中で日本の漫画の支持が急速に広がっているそうです。
支持される理由としては、キャラクターが魅力的であること、ストーリー構成や世界観に独創性があること、などが挙げられています。
多様性や包括性を推進して、逆に制約が多くなって苦戦しているアメコミとは対照的な状況です。
漫画家の鳥山明さんの訃報に、世界中の多くのファンが追悼のコメントを発信したことは大きなニュースになりましたね。
日本の文化が世界の人々の心をつなぐというのは、とても素晴らしいことだと思います。