みなさん、こんにちは(^^)/

福岡の熱血学習塾「学思館」須恵教室の庄崎です。

課題が見えているからこその「大丈夫じゃない」

6月は中学生も高校生も定期考査のシーズンですね!

ここで問題です。試験の数日前に2人の生徒に対して「テスト勉強、大丈夫?」と聞いたところ、A君は「大丈夫!ばっちりです!」と答え、B君は「まだまだ足りません!」と答えたとします。

さあ、本当に大丈夫なのはどちらの生徒でしょうか?

あくまでも私の指導経験の中での話ですが、テスト勉強をしっかり間に合わせて、よい結果を取る可能性が高いのは「まだまだ足りません!」と答えたB君のような生徒が多いように思います。

B君のタイプは、自分の足りない部分や更にやるべきことが見えているため、簡単に大丈夫と言えない慎重派で、テストの準備も慎重に行う傾向にあります。

一方でA君は、あと数日残されているのに、もう準備が万全であるかのように答えていることから、自分の理解度が見えていなかったり、油断しやすかったりするというメンタルの傾向が読み取れます。

これは勉強だけではなく仕事においても同様で、自分の課題がはっきり見えている人の方が仕事の成長が速いように感じます。

「大丈夫!」という人の方が、あまり大丈夫じゃないというのは逆説的で、なんだか笑い話のようですが、真の意味で「大丈夫です!」と言えるような丁寧な準備を心掛けたいものですね。