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勉強のコツ
みなさん、こんにちは(^o^)/
福岡の熱血学習塾「学思館」長者原教室の松元です。
記憶のプロセス
「記憶」と聞くと、「覚えること」を表すとほとんどの人は思っているのではないでしょうか?
しかし、心理学において「記憶」とは全部で4つのプロセスで成り立っています。
大学で心理学について学んだワタクシ松元が、今日はその4つのプロセスをみなさんにご紹介します!
では、「覚えること」だけではない記憶のプロセスとはどんなものでしょうか?
①記銘
②保持
③想起
④忘却
1つ目の「記銘」は情報を覚えることです。意識的に脳に情報をインプットしようとすることでもありますね。
2つ目は、「保持」です。覚えた情報、インプットした情報を脳に保存しておくことです。
3つ目は、「想起」です。覚えた情報を思い出す、アウトプットすることです。
最後の4つ目は、「忘却」です。覚えた情報を思い出したり、アウトプットすることが出来なくなることです。
記憶の種類
次に、記憶の種類について紹介します。
①短期記憶
②長期記憶
③感覚記憶
という3つの種類に大きく分類されます。
この中でも、英単語や年表を覚える上で特に大事になってくるのが、短期記憶と長期記憶です。
この2つの記憶の違いをよく知ることで、効果的な記憶をすることが出来ます!
短期記憶と長期記憶
短期記憶とは、様々な情報を一時的に保持する記憶のことです。
「試験前に急いで単語を覚えて、試験では覚えていたけど次の日にはすっかり忘れてしまっていた…。」
みなさんはこんな経験ありませんか?
まさにこれが短期記憶と呼ばれるものです。
あくまで情報の一時的な保持なので、時間が経てば忘れてしまいます。
これを忘れないようにするためには、この情報を長期記憶にする必要があります!
長期記憶とは、大量の情報を長期間保持する記憶のことです。
短期記憶を何度も繰り返すことで、情報を長期間保持することができるようになります。
自分の名前やあいさつなどは決して忘れることがありませんよね?
これは何度も繰り返し使っていることで、長期記憶になっており、記憶が定着しているためいつでも思い出すことが出来るのです!
そのため、入試に向けて勉強する中で記憶したものは、長期記憶にすることが大事です!
長期記憶にするためには
それでは、短期記憶を長期記憶にするためにはどんなことが必要なのでしょうか?
それはズバリ…短期記憶を何度も繰り返すことです!
覚えた情報がいきなり長期記憶になる、ということはありません。
覚えて、忘れて、覚えるという作業を何度も繰り返さないことには、長期記憶には結びつきません。
ですが、実はみなさんは普段からこの短期記憶を何度も繰り返す、という作業をしています!それはモノグサです。
毎日モノグサを使って、英単語や理社の基本事項を記憶することで、知らず知らずのうちに長期記憶へと繋がっています!
学思館の先生たちが、毎日モノグサをするように言っていたのはこのような理由があったからなんですね。
記憶のメカニズムについて知ると、普段の学習で気をつけるべきことが分かると思います。
ぜひ、志望校合格に向けてモノグサを毎日活用してくださいね!